主催者: 山形県男女共同参画センター・チェリア
| *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 平成17年度 男女共同参画地域講座 +*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ 村山、最上、置賜、庄内地区において、地域で活動している団体・グループ及び市町村と連携して講演会等を開催し、男女共同参画社会づくりの重要性について普及啓発を行った。 ----------------------------------- ============ ● 村山地域講座 ● ============ |
○講演:『 輝くあなたへ 女と男のいい関係 』
講師:住田裕子氏(弁護士・内閣府男女共同参画会議議員)
○内容:寸劇(山形県立東根工業高等学校演劇・放送部)
○日時:H17年10月15日(土)
○会場:東根市さくらんぼタントクルセンター
○参加者数:500名
○実行委員会事務局より
村山の地域講座は、高校演劇界で全国屈指の強豪校、地元の県立東根工業高校演劇・放送部の寸劇「マイファミリー」で幕を開けました。農業の長男が、アメリカ人のお嫁さんを連れて里帰りしてきた話で、「酒、飯、お茶」と命令する父親に何も言わず従う母親、お嫁さんはさまざまな疑問を投げかけます。最後には父親も家事に協力してくれるという内容をユーモアたっぷりに熱演してくれました。
講演は、テレビ等各種メディアでもお馴染みの弁護士、住田裕子さんを講師に迎え、「輝くあなたへ 女(ひと)と男(ひと)のいい関係」と題して行われました。内閣府男女共同参画会議議員も務める住田さんですが、番組の共演者とのエピソードや自身の子育てを通した体験談などを交えた軽妙な語り口に、会場を埋め尽くした皆さんは夢中で聞き入っていました。
現在の日本の状況を「日本女性の能力は世界的に見ても常にベストテンに入る高さなのに、活かしきれていないのは社会にとって大きな損失」と述べられ、「これまで女性が進出しなかった・できなかった分野にも大いにチャレンジし、年齢・性別に関係なく1人ひとりの個性が光る社会を目指しましょう。」と結ばれました。
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● 最上地域講座 ●
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○講演:『 身近な生活笑百科
~心豊かな女と男~ 』
講師:三瀬顕氏(弁護士)
○内容:堀内田植え踊り
○日時:H17年12月18日(日)
○会場:舟形町中央公民館
○参加者数:150名
○実行委員会事務局より
最上の地域講座は、NHK『生活笑百科』でおなじみの弁護士 三瀬顕先生を講師にお迎えして開催しました。
親しみ易い大阪弁と、分かり易い言葉で身近な話題を取り上げてくださり、会場は常に笑い声があふれ、どんどん話に引き込まれていきました。
『男も女も「平等」だけを追求すると、互いの「らしさ」も失いかねない。男女共同参画は、お互いが幸せになるための手段の一つであり、幸せは温かな家庭を基本に成り立つものだから、家庭の中で実践できないことは地域社会でも成り立つものだから、家庭の中で実践できないことは地域社会でも成り立たない。だんらんと笑いのある暖かい家庭をはぐくみ、維持し、継続すること、まずは足元から見直していく必要がある』と、家庭の中から始める男女平等について、ご自身の経験も交えながらおもしろおかしく話してくださいました。
外は、例年にない大雪と強風の悪天候でしたが、会場のムードは暖かさに包まれていました。
また、講演に先立ち、町内の堀内地区に古くから伝わる田植え踊りの披露があり、伝統芸能の伝承にたずさわっているメンバーに大きな拍手が送られていました。
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● 置賜地域講座 ●
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○講演:「 山下さんちの物語より
『女も男も元気でいきいき』 」
講師:宝井琴桜氏(講談師)
○内容:舞★華「よさこいソーラン」
劇団ひょっこりの寸劇「男と女のサンカク四角」
○日時:H17年10月2日(日)
○会場:川西町フレンドリープラザ
○参加者数:625名
○実行委員会事務局より
置賜の地域講座は、舞★華の躍動感溢れる「よさこいソーラン」で開幕しました。
続いて、劇団ひょっこりの寸劇「男と女のサンカク四角」の上演。男女の性別だけで役割を決めつけるのではなく、個性や能力が活かされる社会づくりに向けての話題提供がありました。
講演会は、講談師の宝井琴桜さんをお迎えしました。現代的課題を鋭く捉えながら、男女共同参画基本法の五つの柱を中心に、宝井さんが大切にしている井上ひさしさんの言葉どおり【難しいことをやさしく・やさしいことを奥深く】講談いただきました。
テーマは男女の人権の尊重、家庭生活と他の生活の両立、国際社会との連帯、等々。
「とてもわかりやすい内容で、主旨を理解することができました。」「反省も含めて、考える機会になりました。」「自立して、しなやかに生きていこうと思いました。」と、参加者からは責任の伴う「参画」に向けた認識が得られたとの感想をいただきました。
三世代同居率や共働き率の高い置賜にあって、男女の平等な社会参加と責任分担を目指す理念は理解されても、互いに果たすべき役割についての考え方や認識、家事育児等の現実の担い手に男女の格差が見られるのは否めません。これを機会に、私たち1人1人が、家庭・地域・そして職場で、各自の責務として取り組んでいかなければならないことを強く感じました。
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● 庄内地域講座 ●
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○講演:『 トーク&1人人形芝居
「女はつよい」というけれど・・・』
講師:西宮小夜子氏(1人人形劇プロ)
○内容:寸劇 東北公益文科大学演劇サークル「ねこじゃらし」
○日時:H18年3月5日(日)
○会場:鶴岡市中央公民館
○参加者数:150名
○実行委員会事務局より
庄内の地域講座は、東北公益文科大学演劇サークル「ねこじゃらし」の寸劇で開幕しました。「学生ジェンダー論」という題目で、学校生活の中で感じている男女の違いをテーマに上演しました。学生たちの熱演に惜しみない拍手が送られていました。
講演は、一人人形劇プロの西宮小夜子さん。専業主婦の女性を主人公にして、定年などをテーマに、元NHK声優のキャリアを生かした七色の声で、家族や主婦が繰り広げるドタバタ劇を熱演し参加者を魅了しました。劇中では、本人の体験に基づくエピソードも織り交ぜ、「妻、母親というのはちゃんと家にいるもの。そうでないと家族がバラバラになってしまう」「子供のしつけは母親の責任だ」など、男女間の役割を無理に押し付ける暴言を夫に吐かせて、夫婦間や家族間でも生じ得る男女共同参画の身近な問題について分かりやすく提示し、認識を促しました。
男女共同参画の実現は、女性がその意識を変えるのみではなく、男女を含め社会を構成するさまざまな立場、役割の人々の意識を共に変えていくことが重要である、と感じさせられた講座でした。
