035 H17年度 男女共同参画週間記念事業 『チェリア・シネマの集い』

主催者: 山形県男女共同参画センター・チェリア

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 男女共同参画週間記念事業 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫


 平成11年6月23日「男女共同参画基本法」が公布・施行されたことを踏まえ、平成13年より「男女共同参画週間」(毎年6月23日~29日)が設けられています。チェリアでは、男女共同参画社会づくりを進めるための普及啓発事業を行いました。



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            チェリア・シネマの集い    
   
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≫≫≫≫≫≫≫ シネマ&トーク ≫≫≫≫≫≫≫≫

 
 平成14年度から男女共同参画週間事業として実施している「シネマの集い」ですが、今年はシネマ・コメンテーターとして山形で活躍なさっている荒井幸博さんのトークを交え、逆境をばねに力強く人生を切り開いた女性の姿を描いた2作品の映画を上映しました。


○ 荒井幸博氏プロフィール ○
  
山形市生まれ。
山形放送ラジオ・テレビ、山形新聞(「どっこいヤマガタ人」)等で映画の魅力・醍醐味を語り、書き続けている。山形国際ドキュメンタリー映画祭のボランティアネットワーク作りにも貢献し、その後も多くの映画祭をコーディネートし、山形における映画の振興に多大に寄与している。




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≫≫ 上映作品 ≫≫

『 ミュージック・オブ・ハート 』

    (1999年/アメリカ/123分/監督 ウェス・クレイヴィン)
 
 ハーレムでバイオリン教室を開いた主人公が、さまざまな困難と闘いながらも、子供達に「音楽と触れる喜び」を教え、最後にカーネギーホールでコンサートを開くまでの軌跡を描いた実話に基づく作品は女性の持つ力強さを伝えます。女優メリル・ストリープの熱演と共に、全編に流れる音楽は数々の映画祭で高い評価を得ました。


≫≫ 日時・会場・参加者数 ≫≫

 ○H17年6月11日(土)天童市(市民プラザ) 130名
 ○H17年6月16日(木)櫛引町(町民会館)  170名


≫≫ 荒井幸博氏トーク ≫≫

「主演のメリル・ストリープはこの映画主演時は51歳。メリルは、スーザン・サランドンと共に、ハリウッドで旧態依然と続く男尊女卑システムを打破すべく努力してきた人。中年女性がヒロインの本作は、そんなメリル故に実現できた作品。
 この実話にほれ込んだメリルは出演を熱望し、4ヶ月でバイオリンをマスターした。厳しい先生であり、子供と共に泣いてあげられる主人公ロベルタは、その情熱でカーネギーホールでのコンサートを実現した。“夢は叶う”ことを教えてくれたロベルタの姿は、その実現には女・男は関係ないことを語っている。
 今でもロベルタはハーレムでバイオリン教室を開いている。また、今は亡き名バイオリンニスト、アイザック・スターンの人柄が滲みでている名演技にも注目してください。」


≫≫ アンケートから ≫≫

・仕事を始めたばかりで女性が会社で働く難しさを感じていますが、がんばろうと思いました。ファイトをもらいました。

・諦めないでがんばれば思いは通じるということを考えさせられました。メリルも子ども達もすばらしい演奏で何回も涙がでました。

・同年代の子どもを持つ親として学ぶことがたくさんあったと思います。もっとたくさんの子育て中の親に見てほしい。


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≫≫ 上映作品 ≫≫

『 エリン・ブロコビッチ 』

   (2000年/アメリカ/131分/スティーブン・ソダーバーグ監督) 

 離婚し、子ども3人を抱えた主人公エリンは、大企業の慣用汚染問題を発見し、病に苦しむ住民と一体となり闘い、最後に全米史上最高額の和解金を獲得。女性の情の深さ、強さ、もろさを演じきった女優ジュリア・ロバーツはこの作品で初のアカデミー主演女優賞に輝きました。


≫≫ 日時・会場・参加者数 ≫≫


 ○H17年6月18日(土)米沢市(置賜総合文化センター) 180名
 ○H17年6月23日(木)新庄市(市民プラザ)      120名


≫≫ 荒井幸博氏トーク ≫≫

「この映画は本当にあった話で、大企業による環境汚染、裁判とともすれば重くなりがちで映画化困難な題材だったが、集客力のあるジュリア・ロバーツがヒロインに決まったことによってプロジェクトが走りだした。明るさを失わず、常に前向きなヒロイン像はジュリアにぴったりだった。主人公エリンが子どもをもつ庶民だったから、被害者たちに共感でき、それを感じた被害者も心を開いた。これはわが国で導入される裁判員制度にも血の通った判決という観点で投げかけるものがありますね。
 エリンは大変な情熱で邁進しますが、その裏には支えている男性がいる。これが本当の男女共同参画ではないでしょうか。この131分の作品は、その長さを感じさせない、生きる勇気を与えてくれる映画です。お楽しみ下さい。」


≫≫ アンケートから ≫≫

・無いないづくしのエリンが自分の現状を嘆かずに受け入れて進んでいくのに感動しました。

・母親の真剣に働く姿を子どもにしっかりみてもらうのが大切だという事と、女性、男性でやらなければならないことが決まっているわけではなく、本来なすべき使命を果たすことが大切とわかった。

・親や学校の先生にあれこれ言われると「うるさい」とつい反抗してしまう私でしたが、こんな風に映画や本などで間接的に言いたい事を伝えてもらえればよかったなぁと思います。


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